風邪・インフルに負けない!受験生を守る冬の口腔ケアポイント

受験シーズン真っただ中の冬。
「体調だけは崩さないでほしい」「風邪やインフルエンザが心配」
そう願う保護者の方も多いのではないでしょうか。
手洗い・うがい・マスクといった感染対策はよく知られていますが、実は“口腔ケア”が感染予防に深く関係していることは、まだあまり知られていません。今回は、歯科の視点から、受験生を風邪・インフルエンザから守る冬の口腔ケアポイントを詳しく解説します。
なぜ冬は風邪・インフルにかかりやすいの?
冬に感染症が流行しやすい理由は複数あります。
- 〇気温と湿度の低下によりウイルスが活発化
- 〇空気の乾燥で喉や口の粘膜が弱る
- 〇暖房使用による口呼吸の増加
- 〇受験勉強による睡眠不足・ストレス
- 〇栄養バランスの乱れ
これらの条件が重なることで、体の防御機能(免疫力)が低下し、ウイルスに感染しやすくなります。
実は重要!「口の中」は感染症の入口
ウイルスや細菌は、鼻や口から体内に侵入します。
特に口の中は、
- 〇唾液の分泌量
- 〇歯垢(プラーク)の量
- 〇歯ぐきの炎症の有無
によって、感染リスクが大きく左右されます。
唾液には、抗菌・抗ウイルス作用があり、口の中を清潔に保つ重要な役割があります。しかし、冬は唾液量が減りやすく、口腔内が乾燥しがちです。その結果、細菌やウイルスが繁殖しやすい環境になってしまいます。
口腔環境の乱れが引き起こす悪循環
口の中のトラブルを放置すると、次のような悪循環が起こります。
- 〇歯肉炎・むし歯 → 口腔内の細菌増殖
- 〇細菌が喉へ流れる → のどの炎症・痛み
- 〇炎症が続く → 免疫力低下
- 〇風邪・インフルエンザにかかりやすくなる
つまり、口腔環境の悪化は感染症リスクを高める要因なのです。
受験生を守る!冬の口腔ケアポイント5つ
① 正しい歯みがきで細菌量を減らす
1日2~3回の歯みがきはもちろんですが、重要なのは「磨き残し」を減らすことです。
- 〇歯と歯の間
- 〇歯ぐきの境目
- 〇奥歯の溝
を意識して丁寧に磨きましょう。
② フロス・歯間ブラシを習慣に
歯ブラシだけでは落としきれない汚れが多く残ります。
フロスや歯間ブラシを併用することで、口腔内の細菌数を大きく減らすことができます。
③ 口の乾燥対策を徹底
口の乾燥は感染症予防の大敵です。
- 〇こまめな水分補給
- 〇加湿器の使用
- 〇マスク着用
- 〇意識的な鼻呼吸
特に、勉強中に口が開いてしまう「口呼吸」は要注意です。
④ 食生活と間食の見直し
夜食や甘い飲み物が増えると、むし歯リスクが高まるだけでなく、口腔内環境も悪化します。
間食後はうがいや歯みがきを心がけましょう。
⑤ 早めの歯科チェックでトラブル予防
「痛くないから大丈夫」と思っていても、歯ぐきの炎症や初期むし歯は自覚症状がないことがほとんどです。
受験本番前に一度、歯科でチェックを受けることをおすすめします。
歯科医院だからできる感染症対策サポート
歯科医院では、家庭では難しい以下のケアが可能です。
- 〇プロによるクリーニング
- 〇歯肉炎・初期むし歯の早期治療
- 〇フッ素塗布による予防
- 〇口呼吸・噛み合わせのチェック
- 〇受験生に合わせた生活・ケアアドバイス
**「何もなくても通う歯医者」**という考え方が、受験期の体調管理にはとても大切です。
西宮北口駅前歯科 ママとこどものはいしゃさんの想い
西宮北口駅前歯科 ママとこどものはいしゃさんでは、
お子さまの成長段階や生活リズムに合わせた、きめ細やかな診療を行っています。
- 〇痛みに配慮したやさしい治療
- 〇わかりやすい説明で不安を軽減
- 〇忙しい受験期でも通いやすい環境
- 〇予防を重視した診療体制
「受験を頑張るお子さまを、口の健康から支えたい」
そんな想いで日々診療にあたっています。
まとめ|冬の受験期こそ“口から守る”健康管理を
風邪やインフルエンザ対策というと、
どうしても「体」や「生活習慣」に目が向きがちですが、口腔ケアは感染予防の重要な柱です。
- 〇口の中を清潔に保つ
- 〇乾燥を防ぐ
- 〇トラブルを早期に見つける
この3つを意識することで、受験生の体調管理は大きく変わります。
大切な受験本番を、万全のコンディションで迎えるために。
この冬はぜひ、西宮北口駅前歯科 ママとこどものはいしゃさんと一緒に、
「風邪・インフルに負けない口腔ケア」を始めてみませんか。