集中力アップは口の健康から?冬の受験期に見直したい口腔ケア

受験シーズンが本格化する冬。
「勉強しているのに集中が続かない」「疲れやすい」「眠りが浅い」
そんなお悩みを感じている受験生や保護者の方も多いのではないでしょうか。
実はその原因、“お口の健康状態”が関係している可能性があります。
今回は歯科の視点から、集中力と口腔環境の意外な関係、そして冬の受験期にこそ見直したい口腔ケアについて詳しく解説します。
なぜ受験期に集中力が落ちやすいの?
冬の受験期は、次のような要因が重なります。
- 〇長時間の勉強による疲労
- 〇睡眠不足や生活リズムの乱れ
- 〇冷えや乾燥による体調不良
- 〇ストレスの蓄積
- 〇食事時間・内容の偏り
これらはすべて、脳のパフォーマンス低下につながります。
さらに見落とされがちなのが、「口の中の不調」です。
口腔トラブルが集中力を下げる理由
口の中に違和感や炎症があると、脳は常にその刺激を感知します。
- 〇歯の軽い痛み・しみ
- 〇歯ぐきの腫れや出血
- 〇口内炎
- 〇口の乾燥・ネバつき
- 〇口臭が気になる
こうした症状があると、無意識のうちにストレスとなり、集中力が分散してしまいます。また、噛みにくさや痛みがあると食事量が減り、栄養不足 → 脳のエネルギー不足につながることもあります。
噛むことは脳を活性化させる
「よく噛むこと」が脳に良い影響を与えることは、さまざまな研究で知られています。
- 〇脳への血流が増える
- 〇集中力・記憶力の向上
- 〇ストレス軽減
- 〇姿勢や呼吸の安定
しかし、むし歯や歯並びの問題、顎の疲れがあると、無意識に噛む力が弱くなります。
噛める口=集中できる口と言っても過言ではありません。
冬に口腔環境が悪化しやすい理由
冬は特に、口のトラブルが起こりやすい季節です。
- 〇空気の乾燥で唾液が減少
- 〇暖房による口呼吸の増加
- 〇水分摂取量の低下
- 〇勉強優先でケアが雑になりがち
唾液には、口の中を洗い流し、細菌の増殖を抑える重要な役割があります。唾液が減ることで、むし歯や歯肉炎、口臭、口内炎が起こりやすくなります。
冬の受験期に見直したい口腔ケア習慣5つ
① 歯みがきの「質」を高める
短時間でも良いので、
- 〇歯と歯の間
- 〇歯ぐきの境目
- 〇奥歯
を意識して丁寧に磨きましょう。夜の歯みがきは特に重要です。
② フロス・歯間ブラシを取り入れる
歯ブラシだけでは落としきれない汚れが多く残ります。
フロスを使うことで、口腔内の清潔度が大きく向上します。
③ 口の乾燥対策を徹底する
- 〇こまめな水分補給
- 〇加湿器の使用
- 〇マスク着用
- 〇意識的な鼻呼吸
これだけでも口腔環境は大きく改善します。
④ 食事と間食を見直す
噛みごたえのある食事を意識し、だらだら食べを避けましょう。
間食後のうがいも効果的です。
⑤ 違和感があれば早めに歯科へ
「この時期は我慢」と思わず、早めの受診が集中力低下を防ぎます。
歯科医院でできる集中力サポート
歯科医院では、次のようなサポートが可能です。
- 〇プロによるクリーニング
- 〇初期むし歯・歯肉炎の早期治療
- 〇噛み合わせ・顎のチェック
- 〇口呼吸の原因確認
- 〇受験期に合わせた生活指導
家庭ケアと歯科ケアを組み合わせることで、口腔環境は大きく改善します。
西宮北口駅前歯科 ママとこどものはいしゃさんのサポート体制
西宮北口駅前歯科 ママとこどものはいしゃさんでは、
受験生や成長期のお子さまの口腔環境をトータルでサポートしています。
- 〇痛みに配慮したやさしい治療
- 〇わかりやすい説明で不安を軽減
- 〇予防を重視した診療方針
- 〇忙しい受験期でも通いやすい立地
「集中できる環境づくりは、お口から」
そんな想いで、日々診療を行っています。
まとめ|集中力を高めたいなら、まずは口の健康から
受験期の集中力アップには、
睡眠・栄養・運動と同じくらい、口腔ケアが重要です。
- 〇口の違和感をなくす
- 〇しっかり噛める環境を整える
- 〇乾燥を防ぐ
- 〇トラブルを早期に防ぐ
これらが整うことで、勉強に集中しやすいコンディションが生まれます。
大切な受験期をベストな状態で乗り切るために、
この冬はぜひ、西宮北口駅前歯科 ママとこどものはいしゃさんと一緒に、
「集中力を支える口腔ケア」を見直してみてください。