ストレス社会で増えている“歯ぎしり・食いしばり”のリスクとは


毎日の仕事や家事、子育て、人間関係――私たちは知らないうちにたくさんのストレスを抱えています。その影響は心だけでなく体にもあらわれ、とくにお口の中には「歯ぎしり」「食いしばり」という形でサインが出やすくなります。西宮北口駅前歯科ママとこどものはいしゃさんでも、「朝起きると顎がだるい」「歯がしみるようになった」といったご相談がとても増えています。

歯ぎしりや食いしばりは、眠っている間や無意識のうちに起こるため、自分ではなかなか気づけません。でも、そのままにしていると歯や顎だけでなく、肩こりや頭痛など全身の不調にもつながります。ここでは、患者さんに知っていただきたいポイントをやさしくお話しします。


歯ぎしり・食いしばりってどんな状態?
歯ぎしりは、上下の歯をギリギリこすり合わせる動きのこと。食いしばりは、音はしないけれどグッと強く噛み続けてしまう状態です。どちらも「クセ」のようなもので、寝ているときだけでなく、パソコン作業や運転中、家事に集中しているときにも起こります。

本来、何もしていないときの歯と歯は少し離れているのが自然です。ところが緊張が続くと、いつも力が入ったままになり、筋肉が休めなくなります。これが長く続くと、顎や首、肩までつらくなってしまいます。


どうして増えているの?
一番の理由はやはりストレスです。長時間のデスクワーク、スマートフォンの使いすぎ、在宅ワークによる生活リズムの変化など、体がゆっくり休める時間が減っています。

西宮北口駅前歯科ママとこどものはいしゃさんでは、大人だけでなく小学生や中高生のお子さんからのご相談も増えています。ゲームや塾、受験などで無意識に力が入り、子どもでも食いしばりが起こる時代になっています。


お口の中で起こる困りごと
1.歯がすり減る・欠ける
強い力が繰り返しかかると、歯の表面が少しずつ削れます。しみやすくなったり、むし歯になりやすくなることもあります。

2.詰め物や被せ物が外れやすい
せっかく治療した銀歯やセラミックが割れてしまう原因の多くに、食いしばりが関係しています。

3.歯ぐきへの負担
歯が横に揺さぶられ、歯ぐきや骨が疲れてしまい、歯周病が進みやすくなります。

4.顎の痛み
口を開けにくい、音が鳴るなどの顎関節症につながることがあります。


体にもこんな影響が
お口のクセですが、影響は全身に広がります。肩こり、頭痛、めまい、睡眠の浅さなど、「原因がよく分からない不調」の後ろに食いしばりが隠れていることが少なくありません。

お子さんの場合は、歯並びや顎の成長にも関係することがあります。


こんなサインはありませんか?
・朝、顎やこめかみがだるい
・歯にひびがあると言われた
・頬の内側に白い線がある
・舌のふちに歯型がつく
・肩こりや頭痛が続く

ひとつでも当てはまれば、無理をせずご相談ください。


歯医者さんでできること
西宮北口駅前歯科ママとこどものはいしゃさんでは、まず今のお口の状態をやさしく確認します。歯のすり減り方や噛み合わせ、筋肉の様子をみながら、その方に合った方法を一緒に考えます。

1.マウスピース
寝るときに使う透明な装置で、歯と顎を守ります。痛みもなく、多くの方が楽になったと感じられます。

2.噛み合わせのチェック
必要な場合だけ、歯への負担が偏らないよう整えます。

3.生活のアドバイス
日中のクセを減らすコツや、姿勢・呼吸・リラックス方法をお伝えします。

4.お子さんへのサポート
成長に合わせ、無理のない方法で見守ります。


今日からできるセルフケア
・気づいたら上下の歯を離す
・ふーっと深呼吸する
・お風呂で首や肩を温める
・寝る前はスマホを控える
・カフェインをとり過ぎない

小さな心がけが、お口をやさしく守ってくれます。


“早め”がいちばん安心
痛みが強くなってからより、違和感の段階でのケアが大切です。定期検診では、歯の小さな変化を早く見つけることができます。

家族みんなの問題として
歯ぎしりは大人だけのものではありません。家族でよく眠れる環境づくりや、ほっとできる時間を増やすことが根本的なケアになります。

実際の患者さんから
マウスピースで朝の頭痛が減った方、被せ物が壊れなくなった方など、うれしい声をたくさんいただいています。あせらず一緒に取り組めば、少しずつ楽になっていきます。


歯ぎしり・食いしばりは、特別な人だけの問題ではありません。気づいてあげることが、お口と体を守る第一歩です。顎の違和感や歯のトラブルを感じたら、西宮北口駅前歯科ママとこどものはいしゃさんへお気軽にお声かけください。

私たちは、患者さんの毎日が少しでも楽になるよう、やさしく寄り添いながらサポートしていきます。