【歯科専売・電解水のチカラ】ポイックウォーターとは?──効果・成分・安全性を徹底解説【西宮北口駅前歯科】

私たちの生活に欠かせない「歯みがき」。毎日丁寧にみがいているのに、なぜか口の中がすっきりしない、口臭が気になる、歯ぐきが腫れる…。そんな経験はありませんか?
実は、毎日の歯みがきだけでは落としきれない汚れや細菌が、虫歯・歯周病・口臭の原因となっていることが多くあります。
そこで注目されているのが、「ポイックウォーター(POICウォーター)」という洗口液です。
このポイックウォーターは、薬剤ではなく、水と塩だけで作られた“電解機能水”。
医療機関でしか購入できない歯科専売品であり、西宮北口駅前歯科でも取り扱っています。
今回は、ポイックウォーターとは何か、なぜそれほど効果が高いのか、安全性や使用方法、そしておすすめしたい方などを、わかりやすく丁寧にご紹介します。
1. ポイックウォーターとは?
ポイックウォーターとは、「Professional Oral Infection Control」の略で、
“プロフェッショナルによる口腔感染コントロール”を意味します。
その名の通り、虫歯や歯周病、口臭などの原因となる口腔内の細菌を除菌・洗浄し、
清潔な環境を保つための歯科専用の電解水です。
▶ 成分はたった2つ:水+塩
驚くことに、ポイックウォーターの原材料は「水」と「塩」だけです。
この2つの成分を、専用の電解装置を用いて電気分解することで、次亜塩素酸(HOCl)という物質を主成分とした機能水が生成されます。
この次亜塩素酸は、私たちの白血球が体内で細菌と戦うときに作り出す天然の殺菌物質です。
つまり、身体に備わった自然な防御システムを応用した、安全性の高い洗口液と言えるのです。
2. ポイックウォーターの3つの主な作用
① タンパク質汚れの分解
口の中には、歯垢・舌苔・食べカス・細菌の死骸など、目には見えない「タンパク質汚れ」が付着しています。
これらが酸化すると「バイオフィルム」という細菌の膜を形成し、虫歯や歯周病の温床になります。
ポイックウォーターには、このタンパク質を酸化・分解する作用があり、
歯ブラシでは落としきれない汚れをしっかり分解・除去してくれます。
使い始めの数日は、「プールのようなニオイ」がすることがありますが、これはタンパク質汚れに反応している証拠です。
② 除菌・殺菌作用
次亜塩素酸は、多くの細菌やウイルスに対して高い殺菌効果を発揮します。
- 虫歯菌(ミュータンス菌)
- 歯周病菌(P.ジンジバリス、T.フォーサイシアなど)
- カビ(カンジダ)
- ウイルス(インフルエンザ、コロナなど)
ポイックウォーターは、これらをわずか数十秒で不活性化させる力を持っています。
しかも、アルコールや合成殺菌剤ではないため、刺激が少なく、粘膜や舌への負担も最小限です。
③ 口臭の根本改善
ポイックウォーターは、ニオイの「元」にアプローチします。
口臭の多くは、**細菌がタンパク質を分解したときに出る“揮発性硫黄化合物(VSC)”**が原因です。
ポイックウォーターはこのVSCの元であるタンパク質や細菌に働きかけ、
根本から口臭を抑えることができます。
「市販のマウスウォッシュではごまかしのニオイでしかなかったけど、これは根本的に改善した気がする」というお声も多数いただいています。
3. ポイックウォーターの安全性について詳しく解説
ポイックウォーターは、「水」と「塩」だけを使用した非常にシンプルな成分から作られており、その安全性には特に配慮がなされています。ここでは、その成分と製造過程、使用方法に関する安全性についてさらに詳しく解説します。
▶ 1. 使用されている成分の安全性
ポイックウォーターの主な成分は、水と塩です。この2つの成分を電気分解することによって、次亜塩素酸(HOCl)が生成されます。次亜塩素酸は、私たちの体内でも免疫細胞が細菌と戦うときに自然に作り出す物質です。したがって、この成分自体は非常に安全で、身体に負担をかけることなく細菌を効果的に除去します。
また、ポイックウォーターは無添加であり、以下の成分は一切使用されていません:
- アルコール
- 合成殺菌剤
- 着色料
- 香料
- 保存料
これにより、アレルギーや肌の敏感な方にも安心して使用できます。特に、お子さまや妊婦さんにとっても、化学成分に対する不安が少なく、安全に使用できることが大きなポイントです。
▶ 2. 殺菌力と安全性のバランス
ポイックウォーターは、細菌やウイルスを除去する高い殺菌力を持ちながらも、口腔内の健康な細胞や組織には優しいという特徴があります。
次亜塩素酸は強力な殺菌作用を持っていますが、人体にとって有害な影響を与えることはなく、一定の濃度では体に無害です。特に、ポイックウォーターは口腔内専用の製品として調整されているため、刺激が少なく、口内の粘膜を傷つけず、安心して使用できます。
市販の多くのマウスウォッシュはアルコールを使用しており、口腔内に強い刺激を与えることがあります。しかし、ポイックウォーターはアルコールを使用せず、口内に優しく作用するため、敏感な口内環境を持つ方にも向いています。
▶ 3. 妊娠中・授乳中の方も安心
ポイックウォーターは、妊娠中や授乳中の女性にも安全に使用できます。
通常、妊娠中や授乳中の方は、使用する製品に対して慎重になる必要がありますが、ポイックウォーターは天然の成分で作られており、化学的な成分が一切含まれていません。
そのため、安心して使用できる製品として、ママとこどもの健康をサポートすることができます。
▶ 4. こどもにも安心
ポイックウォーターは赤ちゃんや小さなお子さまにも適しています。
小さなお子さまは、自分でうがいをすることが難しい場合も多いですが、ポイックウォーターは飲み込んでも体に害はありません。
そのため、うっかり飲み込んでしまっても、心配することはありません。ただし、通常はうがい後に吐き出すことが推奨されます。
また、こどもの口腔ケアにおいては、ポイックウォーターを使ったうがいによって、歯垢や口内の細菌を減らすことができます。
これにより、虫歯や歯周病の予防ができ、小さなお子さまの健康な口腔環境を守る手助けとなります。
▶ 5. 低刺激・無害な使用感
ポイックウォーターは、使用後に軽い塩素臭や刺激を感じることがありますが、これは一時的なもので、数日間使用を続けることで次第に慣れ、感じにくくなります。
また、ポイックウォーターは非常に低刺激であり、口内の粘膜を傷つけることなく、毎日の使用でも安心です。
特に、歯みがき後のケアとして使うことで、歯周病菌や虫歯菌の繁殖を防ぐ効果が期待できます。
▶ 6. 長期的な使用も安心
ポイックウォーターは、長期間使用しても安全です。
もちろん、使用する際には、適切な量(10ml程度)を使用し、使用後はしっかり吐き出すことが重要です。
毎日使用を続けることで、歯周病や口臭の予防効果が継続的に高まります。また、他の歯科治療との併用も問題なく、安全に使えます。
4. 使用方法(正しい使い方)
ポイックウォーターの使い方はとても簡単です。
▷ 基本的な使用手順
- 食後または寝る前などに、ポイックウォーターを10ml程度、計量カップに注ぐ
- 口に含み、20〜30秒間しっかりうがい(ブクブク・ガラガラ)
- 吐き出した後、すぐに水でうがいは不要です(気になる方は軽くすすいでもOK)
- その後、歯みがきをして仕上げ
▷ ポイント
- 使用直後に軽い刺激や塩素臭を感じる場合がありますが、数日で軽減します
- 毎日使うことで、お口の中の細菌バランスが整い、口腔環境が改善されます
- 就寝前の使用が特におすすめ(寝ている間は唾液が減って細菌が繁殖しやすいため)
5. こんな方におすすめ
- 歯周病や虫歯の再発を防ぎたい方
- ブラッシングだけでは不安な方
- インプラント治療後のメンテナンスをしっかりしたい方
- 矯正装置やブリッジで清掃が難しい方
- 口臭を根本から改善したい方
- 高齢者や介護中のご家族のケアをされている方
- 赤ちゃんや小さなお子さまの口腔清掃を安全に行いたい方
定期的に歯科に通っていても、日常のセルフケアを見直すことで予防効果は飛躍的に向上します。
ポイックウォーターは、そんな「日常のケアの質」を高めるための心強い味方です。
まとめ
ポイックウォーターは、これからの歯科予防を支える「新しい習慣」として、多くの歯科医院で採用が進んでいます。
【ポイックウォーターのポイントまとめ】
- 水と塩だけで作られた電解機能水
- タンパク質汚れの分解+高い除菌力+口臭予防
- 刺激が少なく、安全性が非常に高い
- 歯みがきでは届かない場所までケアできる
- 赤ちゃんから高齢者まで幅広く使用可能
- ママとこどもにも安心して使えるやさしさ
西宮北口駅前歯科では、ポイックウォーターを1本2,500円(税抜)で販売しております。
初めての方にはスタッフが使い方を丁寧にご説明いたしますので、ご家族全員で安心してご使用いただけます。
特に、こどもの口腔ケアをしっかりしたいママさんや、歯みがきを嫌がる小さなお子さまにもおすすめ。
口腔内の環境を整えながら、優しく・しっかりと予防ケアができます。
虫歯・歯周病・口臭の予防には、日々の正しいセルフケアが欠かせません。
「なんとなく不調」「もっと予防したい」と感じている方は、ぜひ一度、西宮北口駅前歯科にご相談ください。
ママとこども、そしてご家族みんなの健康なお口を守るお手伝いを、私たちがサポートいたします。