インプラントはどれくらいもつ?長持ちさせるためのポイントとは

― 西宮北口駅前歯科 ママとこどものはいしゃさん ―
「インプラントって、何年くらいもちますか?」
これはインプラント治療を検討されている多くの患者さまからいただく、とても大切なご質問です。
インプラントは、見た目も噛み心地も天然の歯に近く、失った歯を補う最先端の治療法ですが、治療後のケア次第で「10年もつのか」「20年もつのか」「数年でダメになるのか」が変わってきます。
今回は、西宮北口駅前歯科 ママとこどものはいしゃさんが、
「インプラントの寿命は実際どれくらいなのか?」
「どうすればインプラントを長く使えるのか?」
について、歯科医師の視点からわかりやすく解説します。
■ インプラントの平均寿命とは?
一般的に、インプラントの平均寿命は10年〜15年と言われています。適切なメンテナンスを続ければ、20年以上も問題なく使い続けることも可能です。
実際、国内外の研究でも、
- 〇治療後10年で約90〜95%のインプラントが良好に機能している
- 〇15年以上でも80%以上が問題なく使われている
というデータがあります。
つまり、インプラントはしっかりケアすれば長期的に安定する治療であり、「一生ものの歯」として十分な選択肢となり得ます。
■ インプラントが長持ちする理由とは?
インプラントがここまで高い耐久性を持つのは、次のような構造的・生体的な特長があるからです。
◎ チタン製で腐食しにくい
インプラント体(歯根部分)は、チタンという非常に腐食に強く、人体にも優しい金属で作られています。このチタンが骨と結合することで、自分の歯と変わらない強度と安定性を実現します。
◎ 歯根から固定されている
入れ歯やブリッジのように周囲の歯に頼らず、単独で骨に埋め込まれているため、噛む力がしっかりと伝わり、歯全体が長く安定しやすくなります。
■ 逆にインプラントが早くダメになる原因とは?
いくら素材や構造が優れていても、**使い方やお口の環境によってはインプラントの寿命が短くなる可能性もあります。**以下のようなリスクには特に注意が必要です。
▲ 1. インプラント周囲炎
歯周病と似た症状で、インプラントの周りの歯ぐきや骨が炎症を起こす病気です。放置するとインプラントが抜け落ちることもあります。
▲ 2. メンテナンス不足
「治療が終わったからもう大丈夫」と思って通院をやめてしまうと、汚れや細菌が蓄積し、トラブルの原因になります。
▲ 3. 喫煙や糖尿病などの全身的な要因
喫煙やコントロールされていない糖尿病は、インプラントの骨結合を妨げる要因となります。治療前・治療後の健康管理がとても大切です。
▲ 4. 食いしばり・歯ぎしり
強い力が加わり続けると、インプラントやかぶせ物にダメージが蓄積し、破損や脱落のリスクが高まります。
■ インプラントを長持ちさせるための5つのポイント
① 正しい歯みがきを習慣化する
インプラントの周囲に歯垢(プラーク)がたまると、インプラント周囲炎を引き起こします。天然歯以上に丁寧なケアが必要です。
当院では、**インプラント専用のケア方法(フロス・歯間ブラシ・音波ブラシの使い方)**も丁寧に指導しています。
② 定期的なメンテナンスを受ける
インプラント治療後も、3ヶ月〜6ヶ月に1回程度の定期検診が欠かせません。歯科医院でのプロフェッショナルクリーニングと咬み合わせチェックを行い、早期発見・早期対応を徹底します。
西宮北口駅前歯科では、治療後も長く安心して通っていただけるサポート体制を整えています。
③ 禁煙・生活習慣の見直し
喫煙は血流を悪化させ、インプラントの成功率を下げるだけでなく、寿命も縮める大きな原因です。インプラント治療を機に、禁煙や健康的な生活習慣を意識しましょう。
④ 噛み合わせの管理
歯ぎしりや食いしばりの強い方には、**ナイトガード(マウスピース)**の使用をおすすめすることがあります。強い圧からインプラントを守るための重要な手段です。
⑤ かぶせ物の修理・交換に対応する
インプラント本体は長く持っても、上部構造(かぶせ物)は10年程度で劣化・再製作が必要になることもあります。状態に応じて修理・交換を行うことで、インプラントを長く使い続けることができます。
■ 「ママとこどものはいしゃさん」だからこそできる丁寧なサポート
当院では、インプラント治療後のケアを**“一時的な対応”ではなく“長いお付き合い”としてご提供**しています。
- 〇歯科衛生士によるていねいなメンテナンス
- 〇ライフステージに合わせたアドバイス
- 〇子育て中でも通いやすい環境づくり
「子ども連れでも安心して通える」
「スタッフが優しくて通院が苦じゃない」
そんな声をいただくことが多く、地域の皆さまに愛される歯科医院として、一人ひとりに寄り添った医療を大切にしています。
■ まとめ|インプラントを“一生のパートナー”にするために
インプラントの寿命は、「治療後の意識とケア」によって大きく左右されます。
✅ 正しいセルフケアを継続する
✅ 定期的に歯科医院でチェックを受ける
✅ 歯科医師との信頼関係を大切にする
これらを意識するだけで、インプラントは**20年、30年と長く活躍する“自分の歯のような存在”**になります。
「長持ちするインプラント治療を受けたい」
「信頼できる歯科医院で相談したい」
そんな方は、ぜひ一度西宮北口駅前歯科 ママとこどものはいしゃさんへご相談ください。治療だけでなく、その先の安心と笑顔ある未来までサポートいたします。