口を開けると顎が痛い・音が鳴る…それ、顎関節症かもしれません

「口を開けると顎がカクッと鳴る」
「大きく口を開けると痛い」
「朝起きると顎がだるい」
このような症状はありませんか?
それはもしかすると、**顎関節症(がくかんせつしょう)**かもしれません。
顎関節症は、年齢や性別を問わず起こり、近年ではストレス社会や生活習慣の変化により、大人だけでなくお子さまにも増えている症状です。
今回は、顎関節症の原因・症状・治療法について、歯科の視点から詳しく解説します。
顎関節症とは?
顎関節症とは、顎の関節や周囲の筋肉に異常が起こることで、痛みや動かしにくさが出る状態を指します。
主な症状は次の3つです。
- ・口を開け閉めすると顎が痛む
- ・顎を動かすと音が鳴る(カクカク・ジャリジャリ)
- ・口が大きく開かない、開けにくい
これらの症状が一つでも当てはまる場合、顎関節症の可能性があります。
顎が鳴るだけなら大丈夫?
「音が鳴るだけで痛くないから大丈夫」と思われがちですが、放置はおすすめできません。
顎関節症は、初期には音だけの症状でも、進行すると
- ・強い痛み
- ・口が指2本分も開かない
- ・食事がしづらい
- ・頭痛や肩こり
など、日常生活に支障をきたすことがあります。
早めに原因を知り、適切な対応をすることが大切です。
顎関節症の主な原因
① 歯ぎしり・食いしばり
顎関節症の大きな原因の一つが、無意識の歯ぎしりや食いしばりです。
- ・寝ている間の歯ぎしり
- ・日中の食いしばり
- ・ストレスによる顎の緊張
これらは、顎の関節や筋肉に強い負担をかけ続けます。
② 噛み合わせの乱れ
噛み合わせがずれていると、顎の動きが不自然になり、関節に負担がかかります。
- ・歯並びの乱れ
- ・被せ物・詰め物が合っていない
- ・歯の欠損を放置している
こうした状態も、顎関節症の引き金になります。
③ 姿勢・生活習慣の影響
最近特に増えているのが、生活習慣による影響です。
- ・スマホやパソコンの長時間使用
- ・猫背・前かがみ姿勢
- ・片側だけで噛むクセ
- ・頬杖をつく習慣
これらは顎の位置をずらし、関節に負担をかけます。
お子さまにも起こる顎関節症
顎関節症は大人だけのものではありません。
- ・歯並びの成長途中
- ・食いしばりのクセ
- ・姿勢の乱れ
などが原因で、お子さまにも顎の不調が見られることがあります。
「口を開けると音が鳴る」「顎を気にする仕草が多い」など、気になる様子があれば、早めのチェックがおすすめです。
顎関節症は歯医者で診てもらえる?
はい、顎関節症は歯科で診断・治療が可能です。
歯科医院では、
- ・噛み合わせのチェック
- ・顎の動きの確認
- ・歯ぎしり・食いしばりの有無
- ・必要に応じた検査
を行い、症状に合わせた治療を提案します。
西宮北口駅前歯科 ママとこどものはいしゃさんの顎関節症治療
西宮北口駅前歯科 ママとこどものはいしゃさんでは、
顎関節症に対して原因を見極めた治療を大切にしています。
- ・噛み合わせの調整
- ・マウスピース(ナイトガード)治療
- ・生活習慣のアドバイス
など、症状に応じた対応を行っています。
歯ぎしり・食いしばりが強い方へ|ボトックス治療という選択肢
当院では、歯ぎしり・食いしばりが原因の顎関節症に対して、ボトックス治療も行っています。
ボトックス治療は、
- ・咬筋(噛む筋肉)の緊張を和らげる
- ・歯や顎への負担を軽減する
- ・朝の顎のだるさ・痛みの改善
といった効果が期待できます。
「マウスピースだけでは改善しにくい」
「無意識の食いしばりが強い」
という方にとって、新しい選択肢の一つです。
※症状や状態によって適応が異なるため、事前の診察が必要です。
自宅でできる顎関節症セルフケア
治療とあわせて、日常生活で意識したいポイントもあります。
- ・無意識の食いしばりに気づく
- ・頬杖をつかない
- ・姿勢を正す
- ・顎を冷やさず温める
- ・痛みが強い時は無理に口を開けない
これだけでも、症状が軽減することがあります。
まとめ|顎の痛みや音は、放置しないで
口を開けたときの顎の痛みや音は、体からの大切なサインです。
「そのうち治るだろう」と我慢せず、早めに相談することで、悪化を防ぐことができます。
西宮北口エリアで顎の不調や歯ぎしり・食いしばりにお悩みの方は、
西宮北口駅前歯科 ママとこどものはいしゃさんまでお気軽にご相談ください。
顎関節症治療からボトックス治療まで、
お一人おひとりに合った方法をご提案いたします。