2月中旬は要注意!寒さと乾燥が引き起こすお口トラブルとは

2月中旬は、一年の中でも特に寒さと乾燥が厳しい時期です。外気の冷え込みに加え、室内では暖房を使用する時間が長くなり、空気はさらに乾燥します。この“寒さ+乾燥”のダブルパンチが、実はお口の中にも大きな影響を与えていることをご存じでしょうか。
今回は、冬の終盤に増えやすいお口トラブルとその対策について、西宮北口駅前歯科 ママとこどものはいしゃさんの視点から詳しく解説します。
なぜ2月中旬はお口トラブルが増えるのか?
① 空気の乾燥による「唾液量の低下」
冬は湿度が下がり、体全体が乾燥しやすい状態になります。お口の中も例外ではありません。
唾液には、
・むし歯菌の活動を抑える
・食べかすを洗い流す
・口腔内のpHを中性に戻す
・粘膜を保護する
といった重要な役割があります。
しかし乾燥すると唾液の分泌量が減少し、「自浄作用」が弱まります。その結果、
・むし歯
・歯周病
・口臭
・口内炎
などのリスクが高まります。
② 暖房によるドライマウス
エアコンやファンヒーターを長時間使用すると、室内湿度は20~30%台まで下がることもあります。
特に就寝中は無意識に口呼吸になりやすく、
・朝起きたとき口がネバつく
・喉がカラカラ
・口臭が気になる
といった症状が出やすくなります。
ドライマウスは一時的な不快感だけでなく、むし歯や歯周病の進行にも関わります。
③ 免疫力の低下
寒さによって血流が悪くなると、歯ぐきの抵抗力も低下します。
その結果、
・歯ぐきが腫れやすい
・出血しやすい
・歯周病が悪化しやすい
といった症状が増える傾向があります。
さらに2月は、年度末に向けて忙しくなる時期でもあります。ストレスや睡眠不足が重なることで、
・歯ぎしり
・食いしばり
・顎のだるさ
も増えやすくなります。
冬に増えやすい具体的なお口トラブル
■ 知覚過敏
冷たい空気を吸い込んだだけで「キーン」としみることはありませんか?
寒さにより歯の神経が敏感になり、エナメル質の摩耗や歯ぐきの下がりがあると症状が出やすくなります。
放置すると悪化することもあるため、気になる場合は早めの受診がおすすめです。
■ 歯周病の悪化
冬は血流低下により炎症が治りにくくなります。
歯ぐきの腫れや出血は「寒さのせい」と軽視されがちですが、実は歯周病が進行しているサインかもしれません。
■ 口内炎
乾燥+免疫低下+ストレスが重なると、粘膜が傷つきやすくなり口内炎ができやすくなります。
繰り返す場合は、噛み合わせや歯ぎしりの影響も考えられます。
■ 口臭
唾液量が減ると細菌が繁殖しやすくなり、口臭が強くなることがあります。
冬はマスクを着用する機会も多く、自分の口臭に気づきやすい季節でもあります。
子どもにも影響はある?
もちろんあります。
特にお子さまは、
・鼻炎による口呼吸
・水分摂取量の減少
・甘い飲み物の摂取増加
などが重なり、むし歯リスクが上がりやすい時期です。
「冬はむし歯が増える」と言われるのは、こうした環境要因も大きく関係しています。
今日からできる冬の口腔ケア対策
① 室内湿度を50~60%に保つ
加湿器を使用し、寝室の湿度管理を行いましょう。
② こまめな水分補給
水やお茶を少量ずつこまめに摂取することが大切です。
③ 唾液を増やす習慣
・よく噛んで食べる
・ガム(キシリトール入り)を活用
・舌や頬のマッサージ
なども効果的です。
④ 就寝前の丁寧なケア
乾燥しやすい夜間こそ、
・フッ素入り歯磨き剤
・歯間ブラシやフロス
を取り入れ、むし歯予防を徹底しましょう。
⑤ 定期検診を受ける
症状が出る前のチェックが重要です。
2月は比較的予約が取りやすい時期でもあります。春の新生活が始まる前に、お口のメンテナンスをしておくことをおすすめします。
西宮北口駅前歯科 ママとこどものはいしゃさんの取り組み
当院では、
・位相差顕微鏡による菌のチェック
・唾液検査によるリスク評価
・お子さまの口呼吸チェック
・歯ぎしり相談
など、季節特有のトラブルにも対応しています。
大人の方だけでなく、お子さまの予防管理にも力を入れており、ご家族で通いやすい環境を整えています。
冬のお口トラブルは「一時的」と思われがちですが、実は春以降の歯の健康に大きく影響します。
まとめ
2月中旬は、
✔ 空気の乾燥
✔ 暖房によるドライマウス
✔ 免疫力の低下
✔ ストレス増加
が重なり、お口のトラブルが増えやすい時期です。
「少し違和感があるだけだから」と放置せず、早めのケアを心がけましょう。
寒い冬こそ、予防のチャンスです。
お口の健康は、全身の健康につながっています。
気になる症状がある方は、ぜひ西宮北口駅前歯科 ママとこどものはいしゃさんへご相談ください。
春を気持ちよく迎えるために、今こそお口のメンテナンスを始めましょう。