3月は歯ぎしりが増える?環境変化とストレスの関係

― 春の新生活シーズンに気をつけたいお口のトラブル ―

3月は卒業・入学・転勤・引っ越しなど、生活環境が大きく変化する時期です。新しい環境に向けて期待が高まる一方で、知らず知らずのうちにストレスを感じやすい季節でもあります。

この時期に歯科医院でよく見られる症状の一つが**「歯ぎしり(ブラキシズム)」**です。
実は、歯ぎしりはストレスや環境の変化と深く関係しており、春先に増える傾向があります。

3月に歯ぎしりが増える理由や体への影響、対策方法について、西宮北口駅前歯科 ママとこどものはいしゃさんの視点から詳しく解説します。


歯ぎしりとは?

歯ぎしりとは、無意識のうちに歯を強くこすり合わせたり、噛みしめたりする癖のことをいいます。
多くの場合は睡眠中に起こるため、自分では気づきにくいのが特徴です。

歯ぎしりには主に3つのタイプがあります。

① グラインディング(歯をこすり合わせる)

「ギリギリ」と音がするタイプの歯ぎしりです。
歯の表面がすり減りやすく、家族に指摘されて気づくケースが多いです。

② クレンチング(強く噛みしめる)

音が出ないため自覚が少ないタイプです。
日中のストレスでも起こりやすく、肩こりや頭痛の原因になることもあります。

③ タッピング(歯をカチカチ打ち鳴らす)

比較的まれですが、歯を小刻みに打ち鳴らすタイプです。

このような歯ぎしりは日本人の約7〜8割が経験するといわれており、決して珍しいものではありません。


3月に歯ぎしりが増える理由

では、なぜ3月に歯ぎしりが増えやすいのでしょうか。

① 環境の変化によるストレス

春は生活が大きく変わる季節です。

例えば

・卒業
・入学
・就職
・異動
・引っ越し
・新しい人間関係

など、心身に負担がかかりやすいイベントが多くあります。

人はストレスを感じると、睡眠中に無意識に歯を噛みしめて発散することがあります。
そのため、環境の変化が多い3月は歯ぎしりが増えやすいのです。


② 睡眠の質の低下

春は生活リズムが乱れやすい季節です。

・引っ越し準備
・送別会
・新生活準備
・子どもの春休み

などで生活時間が不規則になりやすく、睡眠の質が低下します。

睡眠が浅い状態では、歯ぎしりが起こりやすくなることが知られています。


③ 花粉症による口呼吸

3月といえば花粉症の季節でもあります。

鼻づまりによって口呼吸になると

・睡眠の質低下
・顎の緊張
・歯ぎしり増加

につながることがあります。

口呼吸は歯並びや虫歯リスクにも影響するため注意が必要です。


歯ぎしりが引き起こすお口のトラブル

歯ぎしりは一見大きな問題に思えないかもしれませんが、実はさまざまなトラブルを引き起こします。

歯がすり減る

歯ぎしりの力は体重の2〜5倍ともいわれています。
長期間続くと、歯の表面がどんどん削れてしまいます。


知覚過敏

歯の表面が削れることで、象牙質が露出し

・冷たいものがしみる
・風が当たると痛い

といった症状が起こることがあります。


詰め物や被せ物が壊れる

歯ぎしりの強い力によって

・詰め物が取れる
・セラミックが割れる
・歯が欠ける

といったトラブルが起こることもあります。


顎関節症

歯ぎしりによって顎に負担がかかると

・口が開きにくい
・顎が痛い
・カクカク音がする

などの顎関節症の原因になることもあります。


頭痛・肩こり

歯ぎしりは顎の筋肉を緊張させるため

・頭痛
・肩こり
・首の痛み

につながるケースもあります。


子どもにも歯ぎしりはある?

歯ぎしりは大人だけでなく子どもにも多く見られます。

子どもの歯ぎしりの原因には

・歯の生え変わり
・顎の成長
・ストレス
・口呼吸

などが関係しています。

特に

・入園
・入学
・進級

など環境が変わる時期には、子どもでも歯ぎしりが増えることがあります。

ただし、子どもの歯ぎしりは成長過程で自然に改善することも多いため、必ずしも治療が必要とは限りません。

心配な場合は歯科医院で相談することをおすすめします。


歯ぎしりのチェックポイント

次のような症状がある場合、歯ぎしりをしている可能性があります。

・歯が平らにすり減っている
・朝起きると顎がだるい
・詰め物がよく取れる
・頬の内側に歯の跡がつく
・舌に歯の跡がある
・家族に歯ぎしりを指摘された

このような症状がある場合は、一度歯科医院でチェックを受けましょう。


歯ぎしりの対策方法

歯ぎしりは完全に止めることが難しいこともありますが、対策することでダメージを減らすことができます。

マウスピース(ナイトガード)

歯ぎしり対策で最も一般的なのがマウスピースです。

睡眠中に装着することで

・歯の摩耗を防ぐ
・顎への負担を軽減する
・詰め物の破損を防ぐ

などの効果があります。

歯科医院で作るマウスピースは、自分の歯型に合わせて作るためフィット感が良いのが特徴です。


ストレスケア

歯ぎしりはストレスと関係しているため

・十分な睡眠
・適度な運動
・リラックス時間

を意識することも大切です。


日中の噛みしめに注意

普段の生活でも、無意識に歯を噛みしめていることがあります。

本来、上下の歯は食事以外では接触していない状態が正常です。

デスクワークやスマホ使用中に噛みしめていないか、意識してみましょう。


定期検診で歯ぎしりのダメージをチェック

歯ぎしりは自分では気づきにくいため、歯科医院での定期検診がとても重要です。

定期検診では

・歯のすり減り
・噛み合わせ
・詰め物の状態
・顎関節の状態

などをチェックすることができます。

早めに対策することで、歯のダメージを最小限に抑えることができます。


西宮北口駅前歯科 ママとこどものはいしゃさんの歯ぎしり対策

西宮北口駅前歯科 ママとこどものはいしゃさんでは、歯ぎしりによるお口のトラブルを防ぐためにさまざまな診療を行っています。

当院では

・噛み合わせチェック
・歯ぎしりによるダメージ診断
・オーダーメイドマウスピース作製
・子どもの歯ぎしり相談
・口呼吸や歯並びのチェック

など、一人ひとりのお口の状態に合わせたサポートを行っています。

また、お子さまの歯並びや口呼吸など、将来の歯ぎしりリスクを減らすための小児矯正相談も行っています。

西宮北口駅から徒歩すぐの通いやすい立地で、
お子さまから大人まで安心して通っていただける歯科医院です。


まとめ

3月は環境の変化が多く、知らないうちにストレスが溜まりやすい時期です。
その影響で歯ぎしりが増えることも少なくありません。

歯ぎしりを放置すると

・歯の摩耗
・知覚過敏
・詰め物の破損
・顎関節症
・頭痛や肩こり

など、さまざまなトラブルにつながる可能性があります。

しかし、早めに気づき対策することで、歯へのダメージを防ぐことができます。

「最近歯がしみる」
「朝起きると顎がだるい」
「歯ぎしりを指摘された」

このような症状がある方は、ぜひ一度歯科医院でチェックを受けてみてください。

西宮北口駅前歯科 ママとこどものはいしゃさんでは、歯ぎしりや噛み合わせのご相談も随時受け付けています。
大切な歯を守るためにも、気になる症状があればお気軽にご相談ください。